TBSの人気番組「クレイジージャーニー」に出演して話題になった杉原厚吉さんですが、一体どんな経歴の持ち主なのでしょうか?
丸い物が四角に見えたり、魚が蝶に変身したりする不思議な立体錯視の世界を紹介して、視聴者を驚かせた杉原厚吉さん。実は東京大学の名誉教授で、世界的な数理工学者だったんです。77歳という年齢にもかかわらず、現在も明治大学で研究を続けているというから驚きですよね。今回は、そんな杉原厚吉さんの経歴や学歴、テレビ出演情報などを詳しく調べてみました。
- 杉原厚吉さんのプロフィールと年齢は?
- どこの大学を卒業してどんな経歴なの?
- クレイジージャーニーの出演はいつだった?
- 受賞歴や著書はどれくらいあるの?
- 他にどんなテレビ番組に出演してる?
杉原厚吉のプロフィール!年齢・出身地は?
1. 1948年生まれの77歳!岐阜県高山市出身
杉原厚吉さんは、1948年6月29日生まれで、現在77歳です。
出身地は岐阜県高山市で、小中学校も地元の学校に通っていたそうですよ。高山市といえば、飛騨高山として有名な観光地ですよね。そんな歴史ある街で育った杉原厚吉さんは、小学生の頃から算数や数学が大好きだったといいます。
中学2年生のときに方程式を勉強して「数学ってすごいな」と感動したというエピソードがあるんです。問題を解いたときに、解けたか解けていないかがはっきりしていることが気持ち良いと感じていたそうで、まさに数学者の才能が子供の頃から芽生えていたんですね。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 名前 | 杉原厚吉(すぎはら こうきち) |
| 生年月日 | 1948年6月29日 |
| 年齢 | 77歳(2025年10月時点) |
| 出身地 | 岐阜県高山市 |
| 職業 | 数理工学者、立体錯視研究家 |
| 現職 | 明治大学研究特別教授、東京大学名誉教授 |
2. 現在は明治大学の研究特別教授として活躍中
杉原厚吉さんは現在、明治大学先端数理科学インスティテュートの研究特別教授として活躍されています。
2009年に明治大学に着任してから、もう15年以上も研究を続けているんですね。驚くべきことに、当時すでに60歳を超えていたにもかかわらず、そこから本格的に錯視研究に取り組み始めたそうなんです。
普通なら定年を意識する年齢で新しい研究に没頭するなんて、本当にすごいことですよね。家族からは「いつも錯覚について考えている」と変だと言われているそうですが、それだけ研究に情熱を注いでいるということでしょう。
3. 東京大学名誉教授の肩書も持つ
杉原厚吉さんは、東京大学の名誉教授という肩書も持っています。
2001年から2009年まで、東京大学大学院情報理工学系研究科の教授として教鞭をとっていたんです。その前は1991年から東京大学工学部の教授を務めていたので、合わせると18年間も東大で教授をされていたことになりますね。
東京大学の名誉教授というのは、大学に大きな貢献をした教授にのみ与えられる称号なので、杉原厚吉さんの功績がいかに大きかったかが分かります。明治大学と東京大学、両方の大学で重要なポジションを務めているというのは、本当に素晴らしい経歴ですよね。
杉原厚吉の学歴がすごい!どこの大学出身?
1. 岐阜県立斐太高等学校を卒業
杉原厚吉さんの高校は、岐阜県立斐太高等学校です。
斐太高校は偏差値67.5という進学校で、岐阜県内でもトップクラスの高校なんですよ。地元の高山市にある学校なので、杉原厚吉さんは地元で勉強して、そこから東京の大学に進学したということになりますね。
中学時代から数学が得意だった杉原厚吉さんですから、きっと高校でも成績優秀な生徒だったのではないでしょうか。この頃からすでに、将来数学者になる道が見えていたのかもしれません。
2. 東京大学工学部計数工学科に進学
杉原厚吉さんは、東京大学工学部計数工学科を1971年に卒業しています。
計数工学科というのは、数学を使って工学の問題を解決する学問を学ぶ学科なんです。まさに杉原厚吉さんの専門分野である数理工学の基礎を、ここで学んだということですね。
東京大学といえば日本最難関の大学ですから、岐阜県の高校から東大に合格するというのは、相当な努力があったはずです。子供の頃から数学が好きで、その情熱を持ち続けて東大まで進学したというのは、本当に素晴らしいことですよね。
3. 東京大学大学院で工学博士を取得
杉原厚吉さんは、東京大学工学部を卒業した後、そのまま東京大学大学院に進学しています。
1973年に東京大学大学院工学系研究科計数工学専門課程の修士課程を修了し、その後も研究を続けて、1980年に工学博士の学位を取得したんです。修士課程修了から博士号取得まで7年かかっていますが、これは働きながら研究を続けていたからなんですよ。
実は杉原厚吉さんは、修士課程を修了した1973年に、通商産業省電子技術総合研究所の研究官として就職しているんです。仕事をしながら研究を続けて博士号を取るというのは、本当に大変だったと思いますが、それだけ研究への情熱があったということでしょうね。
杉原厚吉の経歴まとめ!どんなキャリアを歩んできた?
1. 1973年に電子技術総合研究所の研究官に
杉原厚吉さんは、1973年7月に通商産業省電子技術総合研究所の研究官として就職しました。
実はその数ヶ月前の4月には、東京大学工学部の助手にも就任していたんです。つまり、大学院を修了してすぐに、研究者としてのキャリアをスタートさせたということですね。
電子技術総合研究所というのは、現在の産業技術総合研究所の前身で、国の研究機関として先端技術の研究開発を行っていた場所なんです。ここで8年間研究を続けながら、博士号も取得したというのは、本当に充実した日々だったのではないでしょうか。
2. 名古屋大学と東京大学で教授を歴任
杉原厚吉さんは、1981年に名古屋大学大学院工学研究科の助教授に就任しました。
その後1986年には東京大学工学部計数工学科の助教授となり、1991年には東京大学の教授に昇進しています。名古屋大学で5年、東京大学で助教授として5年、そして教授として18年というキャリアを歩んできたんですね。
途中、1990年から1991年の1年間は、アメリカのパデュー大学計算機科学科の客員助教授として海外でも研究されていたそうですよ。日本だけでなく海外の大学でも教鞭をとっていたというのは、国際的にも認められた研究者だったということですよね。
3. 2009年に明治大学に着任して錯視研究に専念
2009年4月、杉原厚吉さんは明治大学研究・知財戦略機構先端数理科学インスティテュートの特任教授に就任しました。
このとき杉原厚吉さんは60歳を超えていましたが、ここから本格的に錯視研究に専念できるようになったんです。それまでは数理工学の研究や日常業務に追われて、錯覚の研究はその合間に細々とやっていたそうなんですよ。
明治大学に来てからは、錯覚の研究をメインにできるようになって、「重要な発見をする瞬間は真夜中家族が寝静まった中や外国出張の帰りの飛行機の中など一人きりになった時が多い」と語っているんです。心地良い孤独の時間が楽しいと感じているそうで、まさに研究に没頭されているんですね。
杉原厚吉の専門は?立体錯視研究の第一人者
1. 数理工学と計算幾何学が専門分野
杉原厚吉さんの専門分野は、数理工学と計算幾何学です。
数理工学というのは、数学を使って工学の問題を解決する学問で、計算幾何学というのは、コンピュータを使って図形の性質を研究する学問なんです。なんだか難しそうに聞こえますが、要するに「数学を使って形の不思議を解明する」ということですね。
杉原厚吉さんは、この分野で多くの論文を発表していて、データ構造やアルゴリズムに関する専門書も執筆されています。「データ構造とアルゴリズム」という教科書は、多くの大学で使われているそうですよ。研究者としてだけでなく、教育者としても大きな功績を残しているんですね。
2. 不可能立体を実体化する研究で世界的に有名
杉原厚吉さんが特に有名なのは、不可能立体を実体化する研究です。
不可能立体というのは、エッシャーの「だまし絵」のように、普通は存在しないはずの立体を実際に作ってしまうというものなんです。ある角度から見ると丸に見えるのに、別の角度から見ると四角に見えるとか、魚に見えたものが蝶に見えるとか、まさに目を疑うような作品ばかりなんですよ。
この研究で、杉原厚吉さんは世界錯覚コンテスト「Best Illusion of the Year Contest」で4度も優勝しているんです。準優勝も2回あるので、合計6回も入賞しているということですね。世界中の研究者が参加するコンテストで、これだけの成績を残しているというのは、本当にすごいことですよね。
3. 60歳から本格的に錯視研究をスタート
驚くべきことに、杉原厚吉さんが本格的に錯視研究を始めたのは60歳を超えてからなんです。
それまでは東京大学で数理工学の研究や教育に忙しく、錯視の研究は趣味のような形で細々と続けていたそうなんですよ。2009年に明治大学に移ってから、ようやく錯視研究をメインにできるようになったということですね。
普通なら定年を迎える年齢から新しい研究分野で世界的な成果を出すなんて、考えられないことですよね。「人生100年時代」とよく言われますが、杉原厚吉さんはまさにその言葉を体現しているような存在だと思います。何歳からでも新しいことに挑戦できるんだという勇気をもらえますね。
杉原厚吉のクレイジージャーニー出演はいつ?
1. 2023年7月に初出演!立体錯視の世界を紹介
杉原厚吉さんが初めてクレイジージャーニーに出演したのは、2023年7月31日の放送回です。
この回では、「世界で唯一の立体錯視研究者」として紹介されて、丸が四角に見えたり魚が蝶に見えたりする不思議な立体の世界を紹介したんです。松本人志さん、設楽統さん、小池栄子さんという豪華なMCの前で、実際に作品を披露したそうですよ。
番組放送後、SNSでも大きな反響があって、「目を疑った」「不思議すぎる」という声がたくさん上がっていました。杉原厚吉さんの研究が、一般の視聴者にも広く知られるきっかけになったんですね。
2. 2025年10月に2時間スペシャルで再登場
そして2025年10月6日、杉原厚吉さんは再びクレイジージャーニーに出演することが決定しました。
今回は2時間スペシャルという大型企画で、前回よりもさらに大規模な立体錯視の作品を紹介するそうなんです。まさに今月の放送ということで、これを読んでいる方はもう放送を見た後かもしれませんね。
2年ぶりの出演ということで、前回以上に驚きの作品が登場するのではないでしょうか。77歳という年齢を感じさせない研究への情熱が、またテレビで見られるのは嬉しいですよね。
3. 番組内で一夜限りの錯視ミュージアムを披露
クレイジージャーニーの初出演時、杉原厚吉さんはスタジオに「一夜限りの錯視ミュージアム」を出現させました。
普段は明治大学の研究室や展覧会でしか見られない作品を、テレビスタジオに持ち込んで披露したんです。スタジオのMCやゲストが実際に作品を見て驚く様子が、視聴者にも伝わってきましたよね。
立体錯視というのは、実際に自分の目で見ないとその不思議さが伝わりにくいんです。だからこそ、テレビで多くの人に見てもらえる機会というのは、杉原厚吉さんにとっても貴重なものだったのではないでしょうか。研究成果を一般の人にも分かりやすく伝えるという点で、クレイジージャーニーへの出演は大きな意味があったと思います。
杉原厚吉の受賞歴がすごい!世界で何度も優勝
1. Best Illusion of the Year Contestで4度優勝
杉原厚吉さんの最も有名な受賞歴は、Best Illusion of the Year Contestでの4度の優勝です。
このコンテストは、世界中の錯視研究者が参加する国際的なコンテストで、毎年最も優れた錯視作品が選ばれるんです。杉原厚吉さんは、このコンテストで優勝4回、準優勝2回という驚異的な成績を残しているんですよ。
特に2020年には「立体版シュレーダー階段図形」という作品で4度目の優勝を果たしました。同じコンテストで何度も優勝するというのは、本当に並大抵のことではありませんよね。世界中の研究者が杉原厚吉さんの作品に注目しているということが分かります。
2. 日本応用数理学会業績賞を受賞
2021年度、杉原厚吉さんは日本応用数理学会業績賞を受賞しました。
受賞項目は「錯視の数理モデリングとその応用」で、分類A(理論を重点とするもの)という理論研究での受賞だったんです。これは、杉原厚吉さんの研究が単に面白い作品を作るだけでなく、数学的な理論に基づいた学問として評価されているということですね。
日本応用数理学会というのは、数学を実際の問題解決に応用する研究をしている学会なんです。そこで業績賞を受賞したということは、杉原厚吉さんの研究が学術的にも高く評価されているということですよね。
3. 芸術科学会のArt and Science Awardも受賞
2020年度には、芸術科学会の2020年度Art and Science Awardも受賞しています。
この賞は、芸術と科学の融合という観点から優れた業績を評価するもので、まさに杉原厚吉さんの錯視作品にぴったりの賞ですよね。数学という科学を使って、まるで芸術作品のような美しい立体を作り出しているわけですから。
杉原厚吉さん自身も「図形計算コンサルタント」という肩書を使っているそうで、科学者でありながら芸術家でもあるという意識を持っているのかもしれません。理系と文系の垣根を超えた研究というのは、これからの時代にますます重要になってくるのではないでしょうか。
杉原厚吉の他のテレビ出演は?レギュラー番組はある?
1. 世界一受けたい授業に複数回出演
杉原厚吉さんは、日本テレビの「世界一受けたい授業」に複数回出演されています。
この番組は2004年から続いている長寿番組で、さまざまな分野の専門家が「先生」として登場して、面白い授業をしてくれるんですよね。杉原厚吉さんも錯視の先生として、視聴者を驚かせる授業を披露したそうですよ。
世界一受けたい授業は家族で見られるような教養バラエティ番組なので、杉原厚吉さんの研究を分かりやすく知るにはぴったりの番組だったのではないでしょうか。子供から大人まで楽しめる錯視の世界というのは、まさにテレビ向きの題材ですよね。
2. ホンマでっか!?TVでも錯視を解説
フジテレビの「ホンマでっか!?TV」にも出演されています。
ホンマでっか!?TVは、さまざまな分野の専門家が集まって、あるテーマについて語り合う番組ですよね。明石家さんまさんの軽快なトークで進行される人気番組に、杉原厚吉さんも出演して錯視について解説したそうなんです。
この番組は2009年から続いている長寿番組なので、杉原厚吉さんが明治大学に着任した頃から出演されていたのかもしれません。バラエティ番組でも研究内容を分かりやすく説明できるというのは、研究者としての才能だけでなく、コミュニケーション能力も高いということですよね。
3. ナニコレ珍百景などバラエティ番組にも登場
2025年8月3日には、テレビ朝日の「ナニコレ珍百景」にも出演されました。
ナニコレ珍百景は、全国の珍しい光景を紹介する番組ですが、杉原厚吉さんの錯視作品も「珍百景」として紹介されたようですね。他にも「嵐にしやがれ」や「日曜美術館」など、さまざまなジャンルの番組に出演されているんです。
ただ、レギュラー番組としての出演はないようで、基本的にはゲストとしてスポット出演という形みたいですよ。それでもこれだけ多くの番組に呼ばれるということは、テレビ業界でも杉原厚吉さんの研究が注目されているということですよね。
杉原厚吉の著書は何がある?本は出版してる?
1. 錯視関連の書籍を多数出版
杉原厚吉さんは、錯視に関する書籍を多数出版されています。
代表的なものとしては、「新 錯視図鑑」(誠文堂新光社)や「トリックアート図鑑 錯覚!立体ペーパークラフト」(あかね書房)などがあります。子供向けの本から大人向けの専門書まで、幅広い読者層に向けた著書を出しているんですね。
特に「超ふしぎ体験! 立体トリックアート工作キット」は、実際に自分で錯視作品を作れるキットとして人気があるそうですよ。本を読むだけでなく、自分の手で作って体験できるというのは、錯視の面白さを実感できて良いですよね。
2. 「だまし絵のトリック」などが代表作
学術的な著書としては、「だまし絵のトリック―不可能立体を可能にする」(DOJIN選書34)が有名です。
この本では、なぜ不可能立体が作れるのか、その仕組みを数学的に解説しているそうなんです。また「だまし絵の描き方入門 エッシャーの描法で不思議な絵が誰でも描ける」という本では、実際にだまし絵を描く方法を教えてくれるんですよ。
他にも「理科系のための英文作法: 文章をなめらかにつなぐ四つの法則」(中公新書)や「スウガクって、なんの役に立ちますか?: ヘタな字も方向オンチもなおる!数学は最強の問題解決ツール」など、数学の面白さを伝える一般向けの本も執筆されています。研究者としてだけでなく、著述家としても活躍されているんですね。
3. 子供向けの工作キットも発売中
杉原厚吉さんの著書の中でも、特にユニークなのが子供向けの工作キットです。
「超ふしぎ体験! 立体トリックアート工作キット」は、本と一緒に展開図が付いていて、実際に切り取って組み立てると不思議な立体ができあがるというものなんです。子供たちが自分の手で錯視を体験できるというのは、科学への興味を育てるのに最適ですよね。
あかね書房から出ている「トリックアート図鑑 錯覚!立体ペーパークラフト」も同様に、子供向けの工作キットとして人気があるそうですよ。杉原厚吉さんの研究が、次の世代の科学者を育てることにも貢献しているというのは、本当に素晴らしいことだと思います。
杉原厚吉に関する疑問まとめ!
まとめ
今回は、クレイジージャーニーに出演して話題になった杉原厚吉さんの経歴について詳しく見てきました。
- 杉原厚吉さんは1948年生まれの77歳で岐阜県高山市出身の数理工学者
- 東京大学工学部を卒業し工学博士を取得した秀才
- 東京大学と明治大学で教授を歴任し現在も研究特別教授として活躍中
- 立体錯視研究の第一人者で世界錯覚コンテスト4度優勝の実績
- 2023年と2025年にクレイジージャーニーに出演して話題に
- 世界一受けたい授業やホンマでっか!?TVなど多数のテレビ番組に出演
- 錯視関連の著書を多数出版し子供向けの工作キットも発売中
- 60歳を超えてから本格的に錯視研究を始めた異色の経歴
77歳という年齢でも現役の研究者として活躍し続ける杉原厚吉さんの姿は、多くの人に勇気を与えてくれますよね。クレイジージャーニーの再出演で、さらに多くの人が杉原厚吉さんの研究に興味を持つのではないでしょうか。これからも驚きの錯視作品を生み出し続けてほしいですね。

